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浅草と共に歩んで半世紀 ~広告宣伝の移り変わり①~

2021.01.14

昭和から令和…浅草駅とその周辺


あけましておめでとうございます。本年もこのコラムをご覧いただき、ありがとうございます。

また緊急事態宣言も再発令された中、医療従事者の皆様、日夜新型コロナウイルス収束のために尽力されている皆様に

心より敬意と感謝を込めてお見舞い申し上げます。


さて今回は、昭和の時代と現在の浅草駅やその周辺の移り変わりを広告や看板の視点でご覧いただこうと思います。



左上の写真は1975年(S50)頃の東京地下鉄浅草駅銀座線東武口改札の風景で、台東館の電飾看板が大きく掲げられていました。まだ切符を切る駅員が配置されていて、昭和の温かみを感じます。


右上は、同じ場所から撮影した現在の自動改札の風景です。広告物がなくなり、シンプルにユニバーサル化された銀座線のイエローカラーが目に飛び込んできます。


左下は、上記の改札口を手前に上がり、左手の馬道通りに出た7番出口から撮影した写真です。新仲通り入口信号の真下に台東館の看板が見えます。


右下の同じ位置から撮影した今の写真を見ると、お店も変わり、ビル化がすすんで、街が変貌していく様子がよくわかります。ここから台東館は右方向にまっすぐ歩いて5分です。目の不自由な方には、音声地図サービス※を利用してお越しいただけます。


また、右下の写真には写っておりませんが、この場所に立つと昭和感あふれる台東館の看板がまだ残っておりますので是非見つけてください。尚、この写真の左方向に行くと「酔いの早く発するのは、電気ブランの右に出るものはないと保証し・・」と、太宰治の名著『人間失格』にも出てくる、浅草では最古の鉄筋コンクリート造の建造物で2011年(H23)に国の登録有形文化財に登録された名店があります。


浅草寺にお参りする場合は、写真左の新仲見世のアーケードを抜けると、南北250m、88の店舗が並ぶ仲見世通りに出ます。これを右に曲がると正面に宝蔵門、本堂が見えてきます。スタッフ一同、みどころ満載の浅草にある「東京都立産業貿易センター台東館」でお待ちしております。


□ 赤枠が、当時の台東館の看板設置場所


※視覚障がい者等のための音声地図サービス(英語にも対応)をご利用いただけます。

 (銀座線 、東武スカイツリーライン、都営浅草線の各浅草駅出口~台東館まで)

 利用概要:https://www.amedia.co.jp/product/smartphone/app/navirec/

次回は、引き続き昭和と令和の広告看板の比較をご覧いただこうと思います。掲載は1月28日(木)を予定しています。

本年も引き続きご愛顧を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。


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