コラム

  • HOME
  • コラム
  • 浅草と共に歩んで半世紀 ~苦難の台東館設立秘話①~

浅草と共に歩んで半世紀 ~苦難の台東館設立秘話①~

2020.10.22

第二産業会館「台東館」着工…関係者の努力が結実、しかし・・・


東京都立の第二産業会館「台東館」誘致について、上條貢(かみじょう みつぎ)台東区長※をはじめとした第二産業会館建設特別委員会、区議会議員らが、十数回にも渡り、熱心に東京都側と折衝し、やっとの思いで1966年(S41)10月18日の起工式開催に、こぎつけました。

※上條区長は、1963年(S38)台東区長に就任後、1975年(S50)4月まで3期12年にわたり台東区の発展に貢献され、同年台東区名誉区民の称号を与えられました。



この上下2枚の写真は、大勢の関係者や地元支援者がかけつけ、浅草神社の神主様のお祓い・祝詞奏上のあと、鍬入れ、お祝いパーティが行われた様子を伝えています。


このような起工式の賑やかな光景は今では珍しくなりましたが、当時の関係者の皆様の喜びと期待が伝わってきます。しかし当初2年の工期で完成を予定していた台東館でしたが、3年の歳月を経なければならない幾多の試練が待ち受けていたのです。 


次回は、台東館建設に待ち構える試練を乗り越えていくお話です。掲載は11月12日(木)を予定しています。


マイページ

よくあるご質問

お問い合わせ